2005-05-12 第162回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
多くの生き物の生息の場を確保するとともに、冬季に飛来するマガンのえさ場として機能させるという取組、これが農林水産省、環境省、それから地方自治体、NPOの協力の下に進められておりまして、今後の活用策を考える参考事例となるのではないかと考えている次第でございます。
多くの生き物の生息の場を確保するとともに、冬季に飛来するマガンのえさ場として機能させるという取組、これが農林水産省、環境省、それから地方自治体、NPOの協力の下に進められておりまして、今後の活用策を考える参考事例となるのではないかと考えている次第でございます。
日本に飛来する十万羽のマガンのうち六万羽が隣の伊豆沼と蕪栗沼に飛来をして越冬する。私も、前日のねぐら入りから、朝早く、氷点下の中で、数万羽のマガンが一斉に飛び立つ姿を見て、本当に感動して心洗われる思いだったんです。
水鳥の鉛による中毒死は、国内では一九八九年、九〇年の二年間に、北海道の美唄市、宮島沼でハクチョウとマガンが百羽以上死んだということから初めて判明しました。 環境省は二〇〇〇年に、当面各県に鉛散弾規制地域を一か所以上指定するという鉛散弾規制地域選定要領を決めて、その後、二〇〇二年に鳥獣保護法の改正で指定猟法禁止区域を法制化しました。近年の水鳥の鉛中毒死の状況はどうなっているでしょうか。
○政府参考人(小林光君) ハクチョウや水鳥が鉛散弾をのみ込むことで中毒事故を起こしますが、私どもで調べておりますのは、北海道の美唄市にあります宮島沼というところで、平成元年ごろからハクチョウ、マガンが数十羽死亡したという報告がされて以来、ほかの地域でも死亡事例が報告があります。
伊豆沼についてでありますが、日本に渡来するマガンの約七割が伊豆沼に集中しているようであります。集中化することによりまして、例えば病気が発生した場合などに相当大きな被害が発生することが心配されるわけであります。
この伊豆沼地区についてでございますが、我が国に渡来するマガンの約七割に当たります約二万羽前後が集中しているという状況に現在ございます。そのため、このマガンの集中化を緩和するということ、そして分散化を図っていくためにはどのような方策が可能か、そういったことについて今検討が始まっているところでございます。
○政府委員(澤村宏君) 蕪栗沼につきましては、マガンが約二千六百羽、それからコハクチョウが約一千三百羽渡来しておるところでございます。水鳥の生息地といたしましては良好な沼であると、そのように考えておりまして、伊豆沼のマガンの分散化の対象の一つではないか、そのように考えております。
平成元年及び二年に北海道美唄市郊外の宮島沼におきまして、百羽を超える白鳥、マガンの衰弱へい死個体が発見をされました。その後は大量の死亡事故の報告はございませんが、幾つかの湖沼で鉛中毒と思われる水鳥のへい死個体が少数ではございますが発見をされている、これが実情でございます。 環境庁としては、平成三年度にとりあえずの緊急調査ということで、数が非常に少ないのでございますが調査を行っております。
この地は、渡り鳥の重要な中継地として日本有数の湿地で、毎年冬にはオオハクチョウやワシ類が群れ、夏には南の国から野鳥が渡ってくるほか、春と秋には一万羽にも及ぶマガンなどの水鳥が飛来してくるなど、これまでに日本で観察された鳥類の半数近い約二百五十種が記録されております。
次は、私、新聞の切り抜きを持ってきたのでありますけれども、これは五月十九日の東京新聞だと思いますけれども、昨年北海道の宮島沼というところで大量の白鳥が鉛中毒で死んだというのがあったのでありますけれども、本年は十九日までに国の天然記念物のマガン四十八羽が鉛中毒で大量死した、こういうわけでございます。これについては、環境庁としては実情をつかんでおられますか。
○斉藤(節)委員 時間がなくなってあれなんですが、このようにマガンは鉛中毒だというのです。これはやはり狩猟を、ここは禁猟区じゃないのでしょうけれども、私は保護法の一部をもってして、いわゆる民間協力、これは広大な地域における監視体制というものを何とか早急に確立すべきじゃないかと思うわけでありますけれども、これだけを述べまして、時間がなくなりましたので、御答弁いただいて終わりにしたいと思います。
○山内政府委員 ただいま御指摘の宮島沼でのマガンあるいは白鳥の死亡問題については、非常に重大な関心を持って把握しております。
○金子政府委員 五十一年に支出いたしました四百万円と申しますのは、特殊鳥類監視員謝金というものでございまして、当時、マガン、ヒシクイの被害がございましたので、それを追い払う監視員を置く、それに対する謝金を国と県で助成する、こういうものだったと聞いております。その後出ておりませんのは、マガン、ヒシクイの被害がその後出ているという報告がないものですから、出ていないということのようでございます。
この条約は、昭和四十三年以来日米両国間で専門家会議を開催する等話し合いを進めてまいりました結果、本年三月四日署名されたものでありまして、その内容は、日米間を往復するアホウドリ、マガモ、マガンなど百八十九種の渡り鳥の捕獲を規制すること、絶滅のおそれのある鳥類の輸出入を規制すること、これらの鳥類に関する研究資料などを交換するとともに、その生息環境の保全及び改善につとめることなどを規定したものであります。
大きなデパートでマガン、メジロなど、輸入品だということで売っておるというような報道でございますが、これに対しては、輸入品だから問題ないんだというような考え方でどうも取り扱いをしておられるようですが、こういうことは、実際上保護鳥でもあるし、こういう条約が世界的にこれからどんどん結ばれていくとすれば、やはり、たとえ輸入であろうとも問題はあるのではないかと、こういうふうに考えますけれども、こういう点はどうでしょうか
同(大村襄治君紹介)(第五六七三号) 八四〇 同外五件(徳安實藏君紹介)(第五六七 四号) 八四一 同外四件(中村弘海君紹介)(第五六七 五号) 八四二 同(橋本龍太郎君紹介)(第五六七六 号) 八四三 同外四件(三木武夫君紹介)(第五六七 七号) 八四四 BHC等有機塩素系農薬の全面禁止に関 する請願(津川武一君紹介)(第五五六 七号) 八四五 マガン
) 同外十六件(江崎真澄君紹介)(第五六七一号) 同(大石八治君紹介)(第五六七二号) 同(大村襄治君紹介)(第五六七三号) 同外五件(徳安實藏君紹介)(第五六七四号) 同外四件(中村弘海君紹介)(第五六七五号) 同(橋本龍太郎君紹介)(第五六七六号) 同外四件(三木武夫君紹介)(第五六七七号) BHC等有機塩素系農薬の全面禁止に関する請 願(津川武一君紹介)(第五五六七号) マガン
現在日本におけるマガン及びヒシクイという鳥がおりますが、これは猟鳥になっておりますけれども、これを猟鳥からはずしていわゆる天然記念物にしていただきたいという強い要請が出ております。詳しいデータは省略いたしますが、実は昨日、二十五日に文化財保護審議会が開かれまして、この天然記念物部会でもって、林野庁からも参加されておるわけですが、これらガンを天然記念物にするという答申が出るように承っております。